抱えあげられて連れられていった先には案の定布団が敷いてあって、ナルトはこれから行われる行為に顔を赤く染めた。
君と僕の色 under
布団に下ろされてサスケの顔を見ようとしたら額から瞼、頬などに優しいキスをされ、その心地よさにナルトは大人しく目を閉じていた。
「ん…ふ、あ」
唇が触れるだけのキスから舌を絡められ始めて、ナルトはサスケの手がいつの間にか下りていっているのに気がつかなかった。
「ひゃうっ?!」
唇を離してもらってホッとしていた所にやんわりと自身を握りこまれた。
キスの余韻でぼうっとしていたナルトは下肢の突然の刺激に逃げようとしたが、サスケにしっかりとつかまれて動けない。
「サ、あ、やぁ…っ」
上下に扱かれてナルトはすぐに固くなり、サスケは溢れ始めた液で濡れた指を後ろに這わせた。
「う…サスケェ…」
「ナルト…」
まだ行為に慣れないナルトは不安そうにサスケの名を呼ぶ。
落ち着かせるように顔中に優しいキスを降らせ、ゆっくりと指を押し入れた。
「ん…っ」
「力、抜け」
優しく言いながら、指を確実に埋めていく。
「…っ、ぁあ…!」
ナルトの感じるところを重点的に攻めてやれば、その快感に耐えるようにサスケの服を握り締めてくる。
十分にほぐした後、指を引き抜きナルトの肌を隠す布を全て剥ぎ取った。
夜の冷たい空気に身体を小さくさせたナルトを包み込むように覆いかぶさって、滑らかな肩に痕を残す。
立ち上がった自身をほころんだそこに当てると、ナルトはこれから与えられる快感にビクリと身体を震わせた。
その反応に口元に笑みを浮かべて、サスケはナルトの潤んだ瞳を覗き込む。
「サスケ…ん、ぅ…っ」
柔らかい唇に吸い付いて、舌を絡める。ナルトの力が完全に抜けたところを見計らって、サスケは一気に奥まで挿入した。
「やぁ…っ!」
たまらず達したナルトにぎゅうぎゅうに締め付けられ、サスケも一度ナルトの中に熱を放った。
ナルトの薄い胸が上下するのを見ながら、サスケは腰を動かし始めた。
「ちょ…っ、サス…んぁっ」
「明日は任務がないからな…とことんやらせてもらうぜ?」
「サ、あ…っ…ケェ…!」
ナルトが再び熱を取り戻したサスケに抗議の声を上げようとしたが、感じるところばかりを攻められ嬌声に邪魔されて言葉にならない。
二人の夜は、まだ始まったばかり。
終
もう…勘弁して下さい。orz
初エロです。死ぬかと思った…。
最後はほんとに書くのがきつくなって短くなって申し訳ありません。
ホワイトクリスマスが書けなかった…。
こんなんも、一応セットでフリーにしようと思います。
今月いっぱいはどうぞ。持って帰りたいという奇特な方がいらっしゃいましたら。
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