力の抜けた指からフォークは重力というルールに従って落ちる。
目の前の、常識というルールを完全に無視した非常識な男のせいで。









ルール









目に映る光景は日本各地で繰り広げられる本日――12月24日のお約束だ。
輝く色とりどりの光と赤と白が基調の華やかな趣向を凝らしたディスプレイが軒並ぶ店と立ち行く楽しそうな、家族も多いけれど殆どがカップル、恋人、若き青春謳歌な人々。
「さみぃ…」
寒いのは何もこの北風が身に染みるからだけではないとはっきりと言い切れるとうずまきナルトは思いのままが口から零れ、隣を歩くクラスメイトで高校からの友人――一応友人と言っていいはずの――うちはサスケから不機嫌になった黒い眼を向けられた。
「だからあれ程温い格好をして来いって言っただろうが、ウスラトンカチ」
「ウスラトンカチじゃねぇ!」
ナルトは普段着の上に動き安いけれど通気性も良かったりするオレンジの入ったこげ茶のニットコートとオレンジと黒が交互に編まれているマフラーだけがある己の服装は確かに少しは問題があるのかも知れないと思いつつも、条件反射となった反論を口にする。
「大体サスケが悪ぃーんだろ。いきなり家来るし、来たら出かけるから出て来いとか言って人の話聞かねーし」
メチャクチャ、と呟くナルトの家のチャイムを、休日の朝10時という早さに突然鳴らしたサスケはぬくぬくとした布団に微睡んでいたかったナルトを無理矢理こうして連れ出してきて、今日封切りの映画なんぞを見せてくれたりしていた。
無口、無愛想、無表情の三連コンボで何を考えてるか普段から分かり難い奴だけれど、今日の行動はいつにも増して謎だ。
勿論他人が何をどう考えてるかなんて誰のだってちゃんと分かるわけではなくてそれが当たり前だと思うけれど、知り合って2年経ち、それなりに少しは間違っていないと思えるというか、意外とサスケって単純だよなぁ、なんて思える時もあったのだが今日はさっぱり、お手上げ状態と言っていい。
「お前予定無いって言ってただろうが」
憮然としてそれだけ言うサスケにナルトの唇も僅かに突き出される。
「そりゃそうだけど、でも一言ぐらい前もって言っとけっての。そしたらもうちょっとちゃんと準備して温かい格好したのにさー」
言ってみて、それだと気付く。
サスケがちゃんと前もって遊ぼうと言ってくれていたらナルトだって起きぬけのぼやけた頭で慌てて支度する為に取り敢えず近くにあった服を引っつかむなんてしなかったし、昨日折角のクリスマスなのに家に帰れそうに無いと電話越しで泣いて――本当に泣いて涙声になって――詫びていた父にも友達と遊ぶ予定があると安心させれたのにと頬を膨らませた。
「……しょうがねぇだろ、今朝やっと取れたんだから」
体温調節しようとした身体が血行を良くして赤くなった白い頬を膨らませ、唇を尖らせた横顔をちらりと盗み見て理不尽に近い要求をした原因を端的に口に出してしまったが、多くの会話の声を出す人混みとその足を煽るようなどこからとも無く流れてくる音楽にぶつかりサスケの小さい呟きはナルトの耳には不完全にしか届かない。
「え?サスケなんか言った?」
「お前がトロいのが悪いって言ったんだよ、ドベ」
「だからトロくねぇしドベでもねぇってば!」
きっと柳眉を上げて怒るナルトの言葉を取り敢えず無視して、サスケは手袋をつけていないのにコートにポケットがないので外に出されている片方の手を取るとしっかりと握り、同じく手袋をしていない己の手と一緒に自分のコートの中へと入れる。
「なっ、なにすっ…」
歩きながら突然捕まえられた手に少しバランスを崩しそうになったのと、何より急に手を繋がれた事に驚きからナルトは上手く言葉を繋げられない。
だがそれでも意味は通じたらしい。
片方の眉だけ上げてナルトを正面から見たサスケは呆れたような顔を見せた。
「お前が寒いって言ったんだろ」
「そっりゃ言ったけど別にサスケと、て、手ェ繋ぎたいって意味じゃねーし、ってか寒いは寒いんだけどそーゆー寒いって意味でもなくて」
「はぁ?お前何言ってんだ」
コウニ、高校2年にもなって友達とおてて繋いで歩きましょうといのも無いものだというかはっきり言って恥ずかしく、顔を寒さからだけでなく赤く染めなおしながら必死に訴えるナルトにサスケはますます顔に滲ませた呆れを深める。
自分はごく当たり前の事をしていると言わんばかりのその顔にナルトは軽い眩暈と反発が覚え、この世の常識的な暗黙のルールをまるで分かっていない優等生バカにははっきり言わねばと息を落ち着けると、ナルトは口を開いた。
「だから!オレが言ったのはだなー、その、こんな世の中カップルの為にあるようなクリスマスカップル限定な空気んナカ男二人でお出かけってのが寒いってゆーか、空しいってもんだろ!?大体サスケモテんだし、オレなんかより可愛い女の子のと一緒にデートとかしてる方がいいだろ?」
「いや全然」
「な!そうだ…って、はい?」
至極解かり易い例えを出して、この場合当然返ってくるであろう言葉を予想して繰り出したはずのナルトの声は途中で途切れ、裏返る。
足は変わらず歩いているのに何かが止まったような気になったナルトに、混雑する中サスケは人とぶつからないよう前を見ていた顔を顰め、続けた。
「別にウゼェだけだ」
「お、おまっ、ソレずっげーぜーたくだってば!自分がちょーっとモテるからって何様だー!」
「知るかよ。好きでもねぇ相手の事なんざ興味ねぇし、そんな事でわざわざ出かけるなんざ面倒くせぇし、大体何でそんな事しなきゃなんねーんだ」
元々同い年の男にしては珍しいほど女の子に優しい所のあるナルトはサスケの物言いに目玉を剥くように、という言葉が見事に当てはまるような怒りを発するがサスケには暖簾に腕押しと言った感じでまるで応えておらず、むしろ間違ってはいないときっぱりと言い切った。
「あ、そ」
その本気で興味がないと思われる――事実興味がない――物言いに気が削がれたナルトはこれ以上の説明を諦める。
確かに好きでもない子と形だけのデートなどしてもそれは相手を徒に利用するだけとも言え、サスケの言う事にも一理あるかもしれない、と敢えて好意的解釈をしてやることにして。
しかしなら何故わざわざ自分と映画を観たり、しかも奢ってくれたりするのだろう。
興味もない事には本当に動かないサスケが、バイトやら何やらでキバ達と計画していたパーティーが駄目になった時一人喜んでいた癖にわざわざ今日出かけるのはやはりちょっとばかり人寂しさを覚えたからだと思ったのだがどうやら違うようで、ナルトは内心首を傾げる。
それとも女の子相手だと期待させるから暇な自分を誘ったのだろうかと考え、きっとそうだとナルトは納得した。
案外サスケも寂しいのだろう。
会った事は一度もないがサスケの両親とお兄さんもナルトの父と同じく忙しさから殆ど家にいない。
ナルトとて朝早くからチャイムの連打に叩き起こされ、いきなり連れ出されてもまぁいいかと思うのはやはりお祭ムードに溢れている今日、家で一人きりというのは寂しかったからだ。
勿論我慢出来ないわけではないし、絶対に嫌ではないけれどやっぱり誰かと楽しく過ごせるならそっちの方がいいと思う。
サスケといるとさっきのような口喧嘩ばかりが先行するが、矢張りそれでも楽しい。
喧嘩しても、こうして何も喋らなくてもどこか落ち着いて、それでいて楽しいから、取り敢えず奪われたままの左手は預けておくことにした。



限定50組。
その言葉を聞いた時、何事も絶対諦めないという精神を芯に持っているナルトでも無理だと思ってしまった。
尚且つ予約の受け付けが開始1時間で終了と知った時項垂れた。
そのとっくに諦め、どころか忘れていた今年から初お目見えのクリスマス限定ケーキコースが目の前にある。
甘党のナルトが17年の人生の中で最も美味いと大絶賛し、残りの人生のご飯すべてこれでいいと言うほど大好きな一楽のラーメンと並ぶくらい好きだと言ったこの店の、食べたいと叫んでいたあのケーキコースが。
「夢じゃねーってば…?」
濃厚なショコラとアプリコットのムースケーキ、金時芋のモンブラン、キャラメルクリームとナッツのトルテ、木苺のレアチーズ、ホワイトチョコレートを使ったオランジュ・ショコラ、日本では定番の生クリームと苺をふんだんに使ったフレーズ・オ・シャンティとブッシュ・ド・ノエル。
並ぶ色とりどりの甘い誘惑にキラキラと文字通り瞳を輝かせ、胸元で手を組み合わせんばかりにうっとりとした表情で呟いたナルトにサスケは苦笑を漏らした。
「見りゃ、てか食えば分かんだろ」
「だよな!ああ、マジ美味そう〜!あ、でも何で?ここ予約すぐに出ちゃったんじゃん」
「今朝キャンセルが出たって聞いて、たまたま取れたからな」
「へぇ〜」
当然生まれる、というよりケーキが並べ終えられるまで出なかった方が不思議な疑問がナルトから連れて来たサスケへと向けられ、サスケは何でもないように種を明かすが、声は耳に届くもその顔が僅かながらに強張った事は目の前のケーキに視線を釘付けにされているナルトの目には映らないし、そんなに上手くキャンセルが取れるものなのかという疑問も浮かばない。
「さっさと食えよ。眺めてたってしょうがねぇだろ」
「うん!」
同じケーキコースや定番のケーキを目的にいるカップル達や女の子達の視線も今は全く気にならないほどナルトの心を奪っているそれに、サスケは勝手だと分かりつつも少し腹立たしさを感じて片付けさそうと言った言葉に返ったのは心の底より嬉しそうに頷いたナルトの笑顔だった。
込み上げそうになるものをストレートの紅茶で飲み干したサスケの前でナルトはまずはと一つ目のケーキへと手を伸ばす。
二人一組として一種類2個ずつ出されるケーキだが甘い物が苦手なサスケの分は空いたナルトの皿と交換され、サスケは一口も手を付けないでいた。
初めは何も言わず受け取っていたナルトだが4つ目になって流石に悪いと思い、空いた皿に伸ばされた手を止める。
「オレばっかってワリィし、サスケも食べろって。すっげーすっげーウマイから!」
「いらねぇ。甘いモンは好きじゃねぇって知ってるだろ」
別にナルトに気を使ってというだけでは本当に無いのだ。そもそも甘い物は受けうつけない。匂いを嗅いだだけでも多少なりとも気分が悪くなってくるほど本気で苦手で、そんなものをわざわざ好んで口にしようとは思わない。
だが。
「そうだけどさ。やっぱクリスマスだし。セッカクだし。このケーキコース限定のケーキ1個も食べないなんて勿体ないってばよ」
にっこりと目を細めた満面の笑顔付きで言われ、気を変えられてしまったサスケの視線の先に最後の一口が残った木苺のレアチーズが目に入った。
「じゃあそれでいい」
「へ?どれ?」
「その木苺のヤツ」
やっと食べる気になったと顔を輝かせるも、サスケがどれを言っているのか分からず聞き返すと、指付きではっきりと示されたのは食べかけどころか残りかすのような物でナルトは目を丸める。
「え、違うって!丸々一個食べろって。どれでもいーからさ」
「どれでも良いんだろ?ならそれだ」
「…ホントにコレでいーのか?」
頑として譲らないその口調に、気圧されるようになりながらももう一度聞くが、確りとした頷きが一つ返されただけだった。
よっぽどこれが食べたかったのだろうか、なら最初に言ってくれれば一個丸々残したのにと思いながらナルトは皿を差し出す。
が、受け取らない。
不審気にほんの少しだけ高いサスケ顔を見上げてきた青い目に平然と言ってのけた。
「面倒だ、口に入れろよ」
あまりにそれが普通で、何とも無いように言われたのでナルトはこの我が儘坊ちゃんと内心で罵りつつも一口の為にわざわざフォークを汚さない方がお店にも良いし、奢ってもらったしまぁいいかと自分のフォークで刺してサスケの口元へと持っていく。
「な!ウマいだろ?」
「まぁ…悪くはない」
まるで自分が作って自慢するように言ったナルトに言ったそれは本心だった。
思っていたより少し甘かったレアチーズの酸味のあるムースが木苺の酸味と程よく相俟い、さっぱりとした後味が非常に良く、甘い物が本当に苦手なサスケでも吐き出したいとは思わない。
「ナニソレ。感動がうす…ぃ…」
だがそれでもナルトが期待した反応とは大きくかけ離れていて、声を上げようとしたが徐々に小さくなっていった。
きゃっと小さく上がった悲鳴のような女の子達の声と突き刺さるような視線に、つい今しがた自分が行った行動をはっきりと理解し、した瞬間に顔がそれこそ熟れた林檎よりも赤くなる。
目の前に座る相手の口にケーキを持っていく、なんて今この店内ではいくつものテーブルで行われたりする事だ。
但しそこには注釈が付く。
カップルのテーブル、という注釈が。
(ハイ、アーン、なんて、なんて、ナニやってんだってば、オレー!!)
そんな台詞は出していなかったのだが、ほぼそれと同じ事をしたというのは変わり無い事実で、ナルトは堪らず顔を下に向ける。
「ナルト?」
いきなり顔を赤くして下を向いたまま上げないナルトに不審がり、声を掛けるが返されたのは睨んでくる青い目だった。
ついさっきまであれほど上機嫌だったナルトに何故睨まれなければならないのか見当もつかなく、サスケは眉根を寄せる。
「何だよ」
「何だよって分かんねーの?」
「だから何がだ」
本当に気付いていないサスケは少し苛立ちさえ混じった声でさっさと言えと言外に促してきて、ナルトは声を潜めつつも叫んだ。
「恥ずかしいんだってば!サスケが口に入れろなんていうから!そんなんすんのどこのカップルのデートだってか、男同士でナニやってんだってか、今のカクジツに店にいる女の子達に見られた…!」
そもそも女の子とカップルばかりの店内で男の二人連れというのはかなり目立つし、それでなくともサスケは無闇矢鱈に女の子の視線を引き付ける顔をしている。最も本人は気付いてはいないだけでナルト自身も女の子の視線を――場合によっては男のも――引くには十分な容姿をしていた。
一時は目前のケーキに夢中で忘れていたけれど耳に入った女の子の悲鳴のような好奇に満ちた声にそれを思い出し、あまつさえ先ほどの行動を見られたとなっては恥ずかしく思わない方が変だろう。
そう思って言ったのだが。
忘れていた。
「それがどうした?」
サスケは変な奴だったと。
「っ!どうしたじゃねー!」
このクリスマスムード満点の店であんな事をするのはふざけてかもしくはカップルぐらいしかなくて、サスケの仏頂面ではふざけてる雰囲気なんて欠片もないものだから男同士のカップルと誤解されるだろう。
何でこんな簡単な、世の中の暗黙のお約束的なルールが分からないのだこの学年首位の優等生様はと胸の裡で大量に文句が渦巻くがどれから言えばいいか分からずにいるナルトにサスケは更にナルトの頭の中の思考の法則をぶち壊してきた。
「デートだから問題ねぇだろ」
どうして朝っぱらから人を起こして無理矢理外に連れ出せばそれがコイツの中ではデートになるのだろうか。
例えなったとしてもナルトの中ではならないし、なってたまるかと思う。
「…だっ、誰がデートだ、誰が!」
先に下を向いた時よりももっと顔を赤くして詰まりそうになりながらも否定するがそれでも通じないらしく、逆にサスケは小馬鹿にするように溜め息を吐いた。
「はぁ?寝ぼけてんのか?俺とお前以外誰がいる」
「だからそれ、違う!デートってのは好きな人と、コイビトドウシでするもんだろ!そんなんも知らねーのかよ!サスケってひょっとしなくてもバカだろ」
今度ははっきりと教えてやったナルトは恥ずかしさからだろう、どくどくと煩い心臓を宥めながら浮かんだ言葉を何とか絞り出す。
「馬鹿はあれだけ教えてやって赤点3つも取れるテメェだ。それくらい知ってるしだから間違ってねぇんだろうが」
「う、うるせぇ!補習になんなかったからいいだろ!ってそうじゃなくて、知ってんならちょっとはオレの恥ずかしさを分かれ!てか、…え?間違ってな、い?」
まるで異世界の住人のように言葉が通じないと思った苛立ちが、言われた言葉の意味がほんの少し通じてしまった瞬間から混乱へと変わった。
澄んだ空色の目がまぁるく点のようになり、サスケへと向けられ、それを絡め取るように漆黒の眼がナルトを見返す。
「少なくとも俺は間違ってねぇ。好きな奴はお前だから」
力が抜け、ナルトの指からフォークは重力というルールに従って落ちた。
目の前の、常識というルールを完全に無視した非常識な男のせいで。
むす、と普段以上に無表情で、まるで怒っているかのように、けれどごく当たり前の事のように紡がれた言葉がナルトに届いたせいで。
いきなりナニを言い出すんだとか、しかも普通順番が逆じゃないのかとか、信じられないとか、これってもしかしなくても本当に告白なのか、なら少しはそれらしく言えとか。
様々な矢張りまた文句が渦巻いたが、それでも声に出来ない。
口を開いても魚が息をするように開けたり閉じたりするだけで喋る事ができないのだ。
世のルールというものを一切合財無視してくれたこの非常識極まりない男が真っ直ぐ向けてきた言葉に、重力に従うフォークのように落ちてしまったナルトには。




















(終)


告白物語というか、クリスマスあんま関係ないってゆーか、オチもなんもなくてすみません…!(土下座)
こんな告白しか出来ないサスケもどうかと思うのですが、相変わらず言われるまで自分の気持ちに全く気付いてないそれまでの認識はサスケの態度の悪さからどう思ってるかは知らないけど、一番よく話すし、何するにも一緒だし、よく遊んでるし友達だよな、としか思ってなかった鈍ナルトさん萌えーというか><
因みにこのケーキコースはサスケが必死こいてキャンセル待ちを入れて取ったものです。もしキャンセル空きが出なかったらケーキコースでなくクリスマスケーキを持ってナルトの家に押しかける予定でした。…いつもながら、説明必要なものばかり本当にすみません;;;
もひとつオマケでこの後一通りのデートコースを行こうとして「そんな恥ずかしい事出来るかぁー!」とナルトに叫んばれ、ケンタっきーと飲み物を買ってナルトの家に行き、告ったその日にキス以上しようとして蹴りを食らったサスケさんがいます。(笑顔)
駄文な上に入れきれず申し訳ありません;
こんなんですが今月一杯までフリーですのでよろしければ持ち帰ってやって下さい…!
読んで下さって、本当に本当にありがとうございました!



'05/12/25